583系整備日誌 その3
その2の続きです。
2022/1/21<整備>
まだ少し光漏れが気になりますね。それと、トレインマークが青すぎます。前照灯の光源がやや黄色くなっていたのでプリズムに青を差した訳ですが、テール側からの光線は素直な白色です。なのでこうなってしまっています。更に、トレインマーク用のプリズムと前照灯用のプリズムの間にラピーを貼りましたから、前照灯点灯時のトレインマークは少しだけ控えめな光り方になります。テール側も控えめかつ良い色に光るようにしたいですね。
トレインマーク用のプリズムに光を通すためのスリットがあるのですが、そこに白マステを二重に貼りました。これで少しはマシになるでしょう。
そして前照灯用プリズムに貼るラピーも面積を増やしておきます。シルバー塗料を塗布しても良いのですが、失敗した時にやり直しが効くので(剥がすだけですから)基本的にラピーを使っています。あと、これは経験則ですが、プリズム本体に塗料を塗るとどうも光量が落ちるのです。ラピーではその問題が起こりません。
基盤の裏に貼っていたラピーですが、ちょっと舌を出させました。漏れる光は極力ゼロに近づけたいですからね。ただ、この舌が長過ぎるとヘッドマークが光りません。お気を付けて。
組み戻します。とてもいい感じですね。
意地悪をして暗闇に入れてもこれです。問題ありません。
未施工状態と比べてもこの通り。差は歴然です。
やっぱりカッコイイですね。これでライト周りの改良は終了です。
最後に、交直流電車特有のごちゃごちゃした屋根上機器に色を差していきます。
使うのはガンダムマーカーEX、ニューホワイトです。ただのガンダムマーカーのホワイトは隠蔽力が低く、「牛乳」などと呼ばれているようですが、こちらは素晴らしいですよ。ペン型ですから塗るのも楽々です。
塗る時はこのようにピンセットの付け根付近に挟んでやっております。先端で持つとピンッと弾き飛ばしてしまうかもしれないので。マスキングテープの粘着面に植えるように立てて塗るのがベストなのでしょうが、億劫で(以下略)
さて、いい感じじゃないですか?パンタを塗るでもなく、ただガイシを白くしただけですが、グレー屋根のいいアクセントになっております。
さて、583系の整備はこれで完了。
今後もちょこちょこいじるでしょうが、基本的なところは全て終わりました。いやはや疲れますな。