583系整備日誌 その2
その1 からの続きです。
2022/1/20 <加工>
さて、秋月電子からチップLEDが届きましたので、早速取り付けましょう。
まずはライトユニットをバラします。
チップLEDを取り付けます…あれ?
杉戸さんのと比べてみると…
うーむ、明らかに大き過ぎますね。まぁ仕方ない。付いたのだから作業を続けます。
Before
After
明るくなりましたね。これでおでこの前照灯もちゃんと光ってくれるでしょう。
白色のチップLEDを使いましたが、どういう訳か黄色い光線が前照灯に回ってきます。チップの黄色樹脂が絡んでいるようですが、どの道プリズムに色を差して電球色化する予定でしたから好都合です。
N小屋さんの寝台&廊下側カーテンシートです。
夜行列車はデッキと方向幕、眠れぬ客がちょっぴり開けたカーテンなどから光線がチラチラと漏れるもの。(だと思います…)だから、こういうものにはお金を惜しむべきではありません。
適当な形に折って寝台を再現します。下段寝台のカーテンは付いてきますが、中上段はどうしたものか…後で中上段窓用に遮光テープでも作りましょう。
カーテンも貼ってしまいます。
話はライトユニットに戻ります。
トレインマーク用の光線が黄色いので、トレインマークを青く塗ってしまいましょう。
青過ぎたので塗料を落としていると、パキッと嫌な音。「折れた!!!」と思いましたが、どうやら分割できる構造になっているようです。焦ったー…
この程度で十分です。
前照灯プリズムにも色を差し、組み戻します。プリズムへの色差しのコツですが、プリズムがちょうど折れ曲がっている箇所がありますから、そこにマッキーのオレンジと黄色を塗ってみると良いです。プリズム断面に塗ってしまうとムラが出来ます。
おやおや、光漏れが激しいですね。まるで車掌灯です。
光漏れを防ぐ役割も担っていると思われるカバーパーツがあるのですが、その上からラピーを貼って遮光します。(写真を撮り忘れました…)
光漏れは軽減出来ました。夜に走らせる車両ですから、是非ともこだわりたいところですね。
何やら煙草の箱のようなものが届きました。
中身はこちら。倶利伽羅車両製造さんの3Dパーツです。TNカプラーの胴受にそのまま入るらしいですが、583のカプラーは線バネの旧品。相鉄みたいにそっぽを向くやつですね。そのままでは入りそうにありません。現物合わせでカットします。3Dパーツは初めてで、ニッパーで切ったら別の場所がパチンと割れたりしないかとビクビクしながら慎重にカット。白いカバー部分はガンダムマーカーEXのニューホワイト(隠蔽力も値段もなかなか高いです。オススメです。)、黒い連結器本体はマッキーで塗りました。本当は洗浄してプライマー?か何かを吹くべきだそうですが億劫で億劫で…プライマーなんて持ってませんし。
それでも色は乗ってくれました。見比べると違いは明らかですね。買って良かったです。
うん、いい感じ…
あれっ?!これは酷いですね。この車は暗闇を走らせてなんぼですから、すぐに直さねばなりません。
テール用のLEDを光らせてみるとこの有様。基盤がスケスケです。これはいけません。
ラピーを貼ってしまいます。
トレインマーク用のプリズムから光を貰うとマズイので、ここにも貼っておきましょう。この写真ですと、あたかもプリズム断面(ライトとして光る部分です)に黄色を差したように見えますが、プリズムが折れ曲がっている部分にしか差してません。理由は先程述べた通りです。
マシにはなりました。その3で更なる改善を図ります。