東武30000系 整備日誌
GreenMaxの東武30000系には、致命的な欠点があります。それは前照灯。実車は個性的なHID灯ですが、GMの模型はまるで「真っ白いシールドビーム」。
本当に真四角です。ちょっといただけません…
今回は、その改良を行います。
2022/1/20<整備>
なんと。施工前の写真が一枚もありません。よっぽど製品状態の顔つきに不満があったんですね。最も原型に近い顔がこちらです。
これは、顔面にはまってるクリアパーツの後ろから、ピンバイスで穴をあけたラピーを貼ったもの。確か0.5mmで穴を開けました。
穴を開けている様子です。もう終売になってしまった、Cloretsのミントキャンディーの箱に貼り付け、バイスで穴を開けます。樹脂を土台にすると作業しやすいですよ。一回穴を開けたあと、バイスを引き抜いて表面を均します。そしてもう一度バイスで同じところに穴を開けます。そうすると結構綺麗な穴が開きますよ。
と、そうでした。これだと穴が大き過ぎますし、ラピーが一枚だけではどうしても光線が透けてしまうのでした。なので、ラピーを二枚重ねにして0.4mmで穴を開け、それを貼ります。
こんな感じに。さて、このラピー、なんか押し付けられたように窪んでいますね。
犯人はこれです。
小癪な…切り落としてくれるわ!!ということで。
これでちゃんとはまるようになりますね。
やっぱ東武30000はこうじゃなきゃ。満足の仕上がりです。
消灯時はこんな感じ。真っ黒お目目よりはいい感じじゃないでしょうか?